信念
正解なんてものはない、正しいか間違っているかなんて誰にも本当は分からない。
隙間
吹けば飛ぶ、人も情熱も、信念も。
吹き飛ぶものに名前などつけられようか。
今私はここにいる。生きている。
そんなことを主張することに1日分のエネルギーを使っている。
怒りも悲しみも、現象に名前をつけたらそれは呪いだ。
姿も中身も変わっていないものに新たに名前をつけることに、果たして意味があるのだろうか。
名前、声が届かないもの。
名前、字が届かないもの。
名前、生が届くもの。
どのような名前になるだろうか。
情熱
意見は分かる人に分かればいいのさ
だって自分と同じ境遇の人なんて世界に何人いるのさ
自分の意見は自分のもの
臆して黙することは考えないのと一緒
アホな活動家のバカな行動より愚かよね
自分と戦おう
前進
いにしえの記憶辿らむ忘れ草触りて時の艶髪引かん
英雄
危機管理などの対策は、起こったことに対してではなく、起こり得ることに対して講じなくてはならないと、ここ数年来持論として持ち続けて来た。
しかし人は起こり得ることに対する対策の評価に関して物凄く疎いものだ。
これから咲く向日葵より散ってしまった桜に喜びを見出すことに幾許の価値があろうか。
雌伏
自分は忘れてしまったのだろうか。
今は雌伏の時だと歯を食いしばり、恥を晒して痛みを堪えた日々を。
指を詰めてでも願いを達成するメンタリティと共に命を懸けた戦いに身を置いた日々を。
幸せは自分を鈍くする。
しかし肩書きや立場が自分の何かの能力を担保してくれることはない。
信じるものは己の力。
愛するものは己の才能。
心の叫びを嘆きに変えてはならない。